産業廃棄物の収集運搬をされている皆さま。
「フレコンバッグ」って聞いたことありますか?
正式には「フレキシブルコンテナバッグ」などと呼ばれる、大きくて丈夫な袋状の容器です。
産業廃棄物の収集運搬をするのであれば、何枚か持っておいてもよい容器だと思います。
もちろん、
「うちは容器なんて使わない!基本は直積み!」
という事業者様もいらっしゃるでしょう。
それでも、フレコンバッグは軽くて扱いやすく、折りたたんで車両に積んでおくこともできます。
必要になったときのために、何枚か用意しておくと便利です。
石綿含有産業廃棄物の運搬にも
特に注意したいのが、石綿含有産業廃棄物です。
石綿含有産業廃棄物を収集・運搬するときは、原則として破砕しないように取り扱い、他の廃棄物と混合しないよう区分するとともに、飛散・流出を防止する必要があります。
そのため、廃棄物の形状などによっては、フレコンバッグなどを利用して飛散や破損を防ぐ方法も考えられます。
もちろん、廃棄物の大きさや形状によってはオープンドラム缶など、別の容器の方が適している場合もあります。
「何でもフレコンに入れればいい」わけではありません。
ここは大事なところです。
フレコンバッグに「汁物」はやめましょう
フレコンバッグは便利ですが、液状の廃棄物を運ぶための容器ではありません。
たとえば汚泥。
フレコンバッグで運搬するのであれば、
「脱水後のものに限る」
など、取り扱う廃棄物の状態を明確にしておくことが重要です。
水分を多く含んだ汚泥をそのままフレコンバッグに入れて運搬する、という使い方は避けましょう。
動植物性残さにも注意
動植物性残さも同じです。
水分を多く含んだものや、液体が漏れ出す可能性のあるものをフレコンバッグで運搬するのは適切ではありません。
運搬中に液体が漏れ出してしまったら大変です。
フレコンバッグは便利ですが、
「何を入れるのか」
を考えて使うことが重要です。
軽くて丈夫。うまく使えば便利な容器です
フレコンバッグのメリットは、
軽い。
丈夫。
使わないときは小さく畳める。
というところです。
産業廃棄物収集運搬業者様にとって、使い方次第では非常に便利な容器の一つだと思います。
ホームセンターやインターネット通販などでも、さまざまな大きさ・耐荷重のものが販売されています。
ただし、廃棄物の性状によって適した容器は異なります。
「この廃棄物なら、この容器で大丈夫か?」
迷ったときは、廃棄物の種類だけでなく、液状か固形状か、飛散や流出のおそれがないかまで考えて選びましょう。
フレコンバッグ。
産業廃棄物の収集運搬をされるのであれば、うまく活用していただきたい容器の一つです。
